投資に興味はあるんだけど、いつ始めればいいのか、いまいちタイミングが分からない。一体いつ始めればいいの?
こんなお悩みを解決していきます。
こんにちは、ともです
昨今、老後2000万円問題が話題になっているように、将来の資金は個人で準備しなくてはいけない時代に突入しつつあります。
そこで、お金を増やす手段として、資産運用に興味を示す人が年々増えています。
ただ、リスクを恐れて投資を始めるタイミングが掴めず、結局何もしないまま時間だけが過ぎてしまっている人も多いのではないでしょうか?
そんな悩みを解決するべく、この記事では、投資を始めるタイミングと、その理由について簡単にまとめました。
- 投資を始めるタイミング、その理由について
投資に興味はあるけど、なかなか始められない…という方の参考になれば幸いです^^
では、さっそくいきましょう。
結論:投資の始めどきは常に”今”
結論からまとめると、投資は、思い立ったときに始めるのが1番です。
投資を始めるタイミングに、明確な答えがあるわけではありません。
しかし個人的には、投資を始めるタイミングは、常に”今”がベストだと思っています。
理由は、以下の通りです。
- 株価がどう動くかは誰にも分からないから
- 複利の効果を最大限活かせるから
1つずつ解説していきます。
理由①:株価の変動は誰にも分からないから
できるだけ安い時に買いたい…
みんなそう思うんだけど、株価がどう動くかは誰も分かんないんだよ…
投資の理想は、株価が安い時に買って、株価が高くなってから売る、です。
そのため、株価が下がってから投資を始めようと思う人も多いと思います。
しかし、株価がどう動くかなんて、誰にも分かりません。(投資の神様と呼ばれる、あのウォーレンバフェットでさえ)
そのため
「株価が下がってから始めよう」
「今は株価が上がっているから買わない」
と悩んでいても、結局、タイミングが掴めないまま、時間だけが過ぎてしまいます。
初心者は長期投資がおすすめ
初心者は、短期ではなく、長期間で運用するのがおすすめです。
長期で運用することにより、リスク分散にもなります。
以下のグラフは、S&P500というアメリカで時価総額の大きい500社の株価を基に算出される株価指数です。
S&P500は、過去を振り返ると、15年以上保有すればほぼ100%の確率でプラス収益になるほど優秀な指数で、この指数に連動したファンドへの投資が最適解とも言われるぐらいです。
長期運用を前提にすると、「タイミングで迷う」ということは、上記の2点で迷っていることになります。
このように、長期投資で考えた場合、投資を始めるタイミングは、そこまで重要ではありません。
たしかに…悩む時間すらもったいない…!
そういうこと!!!
理由②:複利の効果を最大限活かせるから
複利とは、利益が利益を生む仕組みのことを言います。
要は、投資する期間が長ければ長いほど、資産が雪だるま式に増えていく、という仕組みです。
20年間、毎月3万円を積み立て投資し、年4%で運用した場合の結果が以下になります。(シミュレーションツールはこちら)
元本だけでなく、利益にも金利がかかるため、少額だとしても、始める時期は早い方がいいというわけです。
ちょっと待ってよ!誰もが年4%で運用できるわけではないでしょ?特に僕みたいな初心者なんか…
もちろん絶対ではないけど、インデックスファンドへの長期投資なら、初心者でもそれなりの運用ができるんだ!
最初はインデックスファンドへ投資しておけばOK!
インデックスファンドとは、指数に連動した投資信託(預けたお金を運用してくれるプロ)のことです。
初心者は「インデックスファンドに長期投資」が王道と言われています。
それもそのはずで、インデックスファンドの年利は、なんと平均で3〜5%もあるんです。
つまり、知識が全然ない初心者でも、インデックスファンドを買って放置しておくだけで、それなりの結果が望めます。
以下のグラフは、先ほどお見せしたS&P500という指数に連動するファンドの株価です。
グラフを見て分かるように、短期間で小さな暴落はあるものの、長期的には上昇傾向にあります。
インデックスファンドへの投資は、短期間で大きく利益が出ることはありませんが、長期運用でリスク分散しておけば、堅実に資産を増やすことが可能です。
インデックスファンドは、他にも
- 運用コストが安い
- 少額から投資できる
- ボラティティ(変動率)が低い
という利点があります。
積み立て設定をしたら放置する、ぐらいの気持ちでOKです。
僕自身、証券口座の資産を確認するのは月に1回程度で、基本的にほったらかしです。笑
どうせ放置しておくだけなら、銀行よりもインデックスファンドの方が良さそうだね!
投資を始めるならNISAを活用する
NISA(ニーサ)とは、少額投資非課税制度のことで、運用益が非課税になる制度のことです。(通常は運用益に約20%の税金が課せられます)
政府公認の制度なので、初心者でも安心して投資を始めることができます。
つみたてNISAの詳細については、以下の記事を参考にしてみてください^^
簡単にまとめると、NISAには一般NISA口座とつみたてNISA口座があり、以下の表の通り、それぞれ特徴が違います。(どちらか1つしか開設できません)
つみたてNISA | 一般NISA | |
非課税金額 | 年間40万円 | 年間120万円 |
非課税期間 | 20年間 | 5年間 |
対象商品 | (金融庁の基準を満たした)投資信託、ETF | 上場株式、投資信託、ETF、REIT |
こんな人におすすめ | ・長期運用でリスク分散したい ・投資初心者 ・年間投資額が少ない |
・色々な商品に投資したい ・年間投資額が大きい |
結論、投資初心者は、つみたてNISAを利用するのがおすすめです。
つみたてNISAのメリットは
- 運用益が非課税
- 100円から投資を始められる
- 長期投資でリスク分散できる
- 投資商品が厳選されている
というように、投資初心者に優しい制度となっています。
まとめ:リスクを恐れすぎる必要はない!
損をするのが怖くて、なかなか投資を始められない…という方は、まずは少額から始めてみましょう。
失ってもいいと思える予備資金で投資しておけば、元本割れしても、生活に支障をきたすことはありません。
とはいっても、リスクは、なるべく減らしたいですよね。
以下の記事で、投資リスクをできるだけ減らすための具体的な方法をまとめたので、投資を始める前に参考にしてみてください。
一時期、老後2000万円問題が話題になっていることから分かるように、老後資金を自分で準備しなければいけない時代に突入しています。
現在の銀行金利は0.001%。それに対し、インデックスファンドの平均金利は約5%。
これからの時代は、投資を始めない(お金の増やし方を知らない)方がリスクともいえます。
将来に漠然とした不安を抱えてそのまま年老いていくのか、お金を増やす術を少しでも身につけて年老いていくのとでは、心のゆとりが全然違います。
月100円からでも全然OKです!より豊かな人生を送るため、少しずつ、資産形成を始めていきましょう。