何かに挑戦したいと思っても、頭で考えるばかりでなかなか行動に移せないんだ。。もっと行動力を上げたい!どうすればいいの?
「資格や英語の勉強をしたいとは思ってるけど…」
「もっと未知のことに挑戦したいけど…」
このように、何かやった方がいいと頭で思っていても、行動に移せないまま時間だけが過ぎていく。いつまでも行動できない自分に嫌気がさす。
そうお悩みの方も多いのではないしょうか?
この記事では、そんなお悩みを解決するために以下の内容を解説していきます。
- ”行動できない”根本的な原因と対策
- 行動力を上げる具体的なアクション3つ
この記事を書いている僕ですが、行動力(だけ)に関しては、周りの人から褒めてもらえることが多いです。
最初の一歩を踏み出すのに苦労している方にとって、行動を起こすヒントになればと思います。
行動は起こせるけど、いつも3日坊主で終わっちゃう…という人は、以下の記事を参考にしてみてください。
では、さっそくいきましょう。
大前提:人間は余分なエネルギーを使いたがらない生き物
大前提として、人間は、余分なエネルギーを使いたがらない生き物です。
そのため、考えるばかりで行動に移せないのは、皆さんだけではありません。
人間は誰でも、行動するのが面倒だと感じてしまう、怠惰な生き物なんです。
つまり、「行動力がない…」と自分を責める必要もありません。
人間を2種類に分けるとしたら、
ではなく、
なんです!
「行動できない自分がダメ」と行動できない自分を責めるのではなく、「行動できるあの人が凄い」と考えてみましょう。
“行動できない”根本的な2つの原因と対策
行動に移せない根本的な原因は、大きく以下の2つだと思います。
- 面倒くさい
- 失敗するのが怖い
それぞれの対策を提示しながら、1つずつ解説していきます。
面倒くさい→始めるまでのハードルを下げる
先に解説した通り、人は、無駄なエネルギーを使うことを嫌います。これは誰しも共通なので、行動できない自分を責める必要はありません。
特に、行動し始めるときは、より多くのエネルギーが必要です。
しかし、いざ動き出してみると、そこからは意外とスムーズに動けるもの。
「一度始めてしまえば、半分終わったも同じ」です!
つまり、最初のハードルさえ乗り越えてしまえばいいわけなので、そのハードルを低く設定してしまえばいいんです。
最初のハードルは、思いきって低く設定してみましょう。
僕自身、資格の勉強をするときは「1日1時間勉強する」といった気合十分な目標ではなく、「1日1回教科書を開く」という低い目標を設定しています。
要するに、
行動を始めるまでに必要なエネルギー > 行動し始めてから必要なエネルギー
なので、取りかかるまでのハードルを、いかに下げれるかがカギとなります。
失敗するのが怖い→人生は実験の連続だと考える
“行動できない”もう1つの根本的な原因は、失敗するのが怖いと感じるからだと思います。
「失敗したらどうしよう…」
「失敗して後悔しないだろうか…」
このように、なかなか行動できない人は、行動する前から必要以上に考え込んでしまうという特徴があります。
実際に上手くいかないことがあっても、それは失敗ではなく、”上手くいかない方法を知れるいい機会”と捉えましょう。
「成功か、失敗か」ではなく、「成功か、上手くいかない方法が分かるか」です。
そう考えると、実験感覚でいろいろなことに挑戦しやすくなります。
自力で解決できないことが起きる可能性はたったの3%
こんなことが書かれた本があったので紹介します。
「心配事が実際に起きる確率は13%。実際に起きた心配事のうち、自力で解決できるものは80%。つまり、本当に解決できない心配事が起きる可能性は、たったの3%である」
どうですか? こう考えると、かなり気が楽になりますよね。
それでも心配事を気にしてしまうのは、降水確率13%で傘を持って外に出るようなものです
そう言われてみると心配するだけ無駄かも…?
行動力を上げる具体的なアクション3選
ここからは、実際にどうすれば行動力が上がるのか、具体的なアクションを3つ紹介します。
- 周りに宣言する
- 開始デッドラインを決める
- 誘惑から物理的に距離をおく
1つずつ解説していきます。
周りに宣言する
挑戦したいと思ったことを、周りの友達や同僚に話してみましょう。
何かに挑戦しようと思ったときに、誰にも言わず、自分自身でルールを決めて長続きする人は、滅多にいません。
何度も言いますが、人間は、無駄なエネルギーを使うのを嫌がる生き物なので、すぐにサボる方向に走ってしまいます。
ですが、周りに宣言すると、行動力は一気にUPします。
なぜなら、人は、自分の言葉と行動を一致させようとする習性があるからです。
自分の言葉と行動に矛盾が生じると、大きなストレスを感じてしまいます。
さらに、周りに口だけ人間と思われたくないというプライドも働くので、つい周りの目を気にしてしまう、という人にもおすすめです。
僕は資格試験を受けることを先に同僚に話して、勉強せざるを得ない環境を作りました。笑
開始デッドラインを決める
デッドライン(=締め切り)というと、一般的には終わりの締め切りのことを指します。
「いつも期日ギリギリになるまで行動できない」という人は、どうしても終わりの締め切りに合わせて行動してしまいます。
夏休みの宿題を最終日にまとめてやるタイプの人です。。。はい、僕です。
そんな人は、終わりの締め切りではなく、始めるまでの締め切り(=開始デッドライン)を事前に決めておきましょう。
終わりが決まっていても、いつまでも始められず、締め切りが近づくまでダラダラしてしまいます。
しかし、始めるまでの締め切り(=開始デッドライン)を決めておけば、終わりの締め切りに合わせて計画的に動けるようになるんです。
誘惑から物理的に距離をとる
テレビや動画コンテンツ、SNSに時間を取られている人も多いのではないでしょうか。
テレビに夢中になっていると、いつの間にか寝る時間になっていた、なんてこともよくあります。
目の前に誘惑がある状態で我慢できる人は多くありません。
簡単にサボれる状況は、行動力を妨げる要因の1つです。
まずは、誘惑から物理的に距離をおきましょう。
- テレビを見ないようにコンセントを抜いておく
- ドラマを見ないようにNetflixは解約する
少し強引ですが、このように、誘惑に辿り着くまでにワンクッション挟めば、サボるにも一苦労です。
まとめ: 行動まで移せる人はたったの1%
したいと思っている人は10000人いたとしても、その中で実際に行動に移せる人は100人だけだそうです。つまり、たったの1%だけです。
もっというと、行動した100人のうち、それを継続できる人はたった1人しかいないそう。
要するに、
- したい人…10000人
- 行動する人…100人
- 継続できる人…1人
行動を”継続”できる人は、10000人に1人というわけです。
逆に言えば、大抵の人が行動できないということ。思うように行動できなくても自分を責める必要はありません。
そのぶん、行動できたときは、存分に自分を褒めちゃいましょう。動き出せるだけで凄いことなんです!
本記事の内容は、以下の書籍の内容も少しずつ参考にしていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
今回は以上です。ではでは^^