自己啓発

白黒ハッキリさせなくてOK。辛くなったらグレーに考えてみよう ~ラクに生きる思考法~

悩む人1

思うように事が運ばず、できない自分にストレスを感じる

悩む人2

プレッシャーや緊張で常に気を張っていて異様に疲れる

僕自身、社会人になりたての頃、こんな悩みを感じることが多々ありました。

ですが、少し考え方を変えただけで、肩の荷がスッと降りたんです。

その考え方とは、タイトルにもある通り、

白黒ハッキリさせず、曖昧に考えること

この考え方ができるようになってからは、ストレスを感じる機会が格段に減りました。

今回は、この考え方について少し深堀りしていきます。

若干スピリチュアルな話にはなりますが、心穏やかに、楽に生きるための1つの指針となれば幸いです。

気楽にみていってください^^

白か黒かで考えない

人は物事をハッキリさせたがる(分類したがる)習性があります。

なぜなら、曖昧な状態よりも、白黒ハッキリしている方が物事をスムーズに考えられるからです。

普通はこれでいいんです。

しかし、白黒つけることにこだわりすぎてしまうと、それはそれでストレスの原因に。

そういう人こそ、「白黒ハッキリさせず、たまにはグレーでOK」と思えると、一気にラクになると思います。

白か黒か。0か1か、とも言い換えられますね(どっちでもいいです笑)

この表現、かなり抽象的になりますが、汎用性も高いです。

完璧主義を捨てられる

グレーに考えることができれば、三日坊主を克服することもできます。

筋トレ、本を読む、といった習慣をつけたいのに、いつも三日坊主で終わってしまう。

このように、三日坊主で継続力がない、と悩んでいる人は「決めたことは1日も休まずに継続しないといけない」と思い込んでいるケースが多いです。

つまり、“毎日継続する”のか、“毎日継続できない”のか、というゼロかイチかの2択でしか考えられない状態になっています。

この場合、1日サボっただけで、”毎日継続できない”という選択肢に考えが進んでしまって、自分はできないと思い込んでしまうんです。

そこで、曖昧に、グレーに考えてみるとどうでしょうか。

“毎日継続する””毎日継続できない”という選択肢にプラスして、”できれば毎日続ける”という曖昧な選択肢を増やしてみるんです。

この選択肢が増えるだけで、ついサボってしまったときでも「また明日から頑張ればいいや」と前向きに考えられるようになります。

三日坊主を克服する方法については、以下の記事でもまとめているので良かったらどうぞ^^

mikkabouzu
【継続のコツ】三日坊主を克服したい!物事を習慣化させる3つの方法 相談犬 資格の勉強する!って決めてたのに、いつも通り三日坊主で終わっちゃった…三日坊主ってどうやって克服すればいいの? ...

“いい人”をやめられる

この考えは、人間関係の悩みにも応用できます。

例えば、周りの目が気になって、つい「いい人」になってしまう人。

周りから良いように思われたい!と考えていると、好き嫌いに関わらず、誰に対しても好意的な態度をとってしまいがちです。

要するに、誰からも嫌われたくない、と考えてしまっているんです。

これ、結構疲れるんですよね。昔の僕がそうでした。。

白黒の理論でいくと、”好かれるか”、”好かれないか”という2択で考えてしまっている状態です。

なので、この2択にプラスして、”好きな人には嫌われないように、嫌いな人には嫌われてもどっちでもいい”という選択肢を増やすんです。

これも曖昧な考え方ですよね。

もちろん、常に素を出してありのままの自分を好きになってくれる人とだけ付き合っていければいい、と思える強い人であれば、それはそれで問題ありません。

でも、そんな簡単なことではないですよね。

こんな選択肢もあるということを頭に入れておけば、余分にエネルギーを消耗することもありません。

いい人がやめられなくてお困りの方は、以下の記事も読んでみてください^^

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世の中はハッキリしてないことの方が多い

世の中で起きていることで白黒ハッキリしてること。これ、意外とありません。

少し重い例にはなりますが、、、

例えば、「人殺しは悪かどうか」、とか。

第3者からすると言うまでもなく悪ですよね。

でも、加害者の家族が被害者に皆殺しにされていて、その復讐のために人を殺めてしまった、という理由があればどうでしょうか。

法的には加害者が悪いことにはなりますが、背景を聞くと、その理由なら仕方ないと同情する人も出てくるはずです。

人には感情があるので、理由によって「許される」「許されない」の基準は変わってきます。

ただ、この曖昧なものに線引きしないと社会の秩序は守られません。法律があるのはそのためですね。

要は、世の中は曖昧なものだらけだけど、それを放置していてはキリがないから、法律でなんとか線引きするしかないんです。

なので、何かを選択する時も白黒ハッキリさせようと、無理に思う必要はありません。

理由は至ってシンプル。ハッキリしているものの方が少ないから。

白黒ハッキリつけるとき、つけないときのバランスが大事

本記事ではずっと「曖昧でいい」と述べてきましたが、白黒ハッキリさせないといけない場面も出てきます。

特に会議などのシビアな場面で意見を求められた際、曖昧なことばかり言ってしまって自分の意見をハッキリ言えないと、考えが甘いと判断され信頼を損なう可能性もあります。

つまり、白黒ハッキリさせるとき、曖昧でもいいとき、を使い分けるバランス感覚が大切です。

ただ、曖昧でいいという選択肢があるだけで、少しは気持ちが楽になると思います。

今回は以上です。皆さんが心穏やかに生きるためのヒントになれば幸いです。

今日も気楽に楽しく頑張りましょう^^