仮想通貨を最近始めたばかりなんだけど、取引所と販売所の違いが分からない。どっちで取引すればいいの?分かりやすく教えて!
こんなお悩みを解決します。
この記事を最後まで読んでいただけると、以下のことが分かります。
- 仮想通貨の販売所・取引所の違い
- 販売所・取引所のメリットとデメリット
- 取引所と販売所のどちらで取引するのがいいのか
- 仮想通貨の取引におすすめな業者4選
仮想通貨の口座を作ってみたものの、取引所と販売所の違いが分からず、どっちで取引すればいいのか迷う人も多いのではないでしょうか?
仮想通貨の取引はどちらでもできますが、販売所・取引所にはそれぞれ特徴があります。
この記事では、仮想通貨の知識が浅い人でもスッと理解できるように、両者のメリット・デメリットもまとめました。
販売所と取引所の違いを知ったうえで、どちらで取引するのがいいのか選んでいきましょう^^
販売所・取引所の違い
販売所と取引所の違いを簡単に説明すると
販売所…業者×個人の取引所
取引所…個人×個人の取引所
という違いがあります。
図でまとめると以下のようなイメージです。
販売所では、業者が提示する金額で仮想通貨の売買が行われます。
取引所では、個人同士が買い手と売り手になり、それぞれの希望金額がマッチしたときに取引が成立します。
販売所と取引所の違いは、手数料が大きく異なることです。
販売所は取引所と違い、買い手と売り手の間に業者を介することになるので、そのぶん手数料が高くなります。
それなら取引所で取引したほうが絶対にお得じゃん!
価格的にはそうかもしれないけど、販売所には販売所のメリットもあるんだ!
販売所のメリット
販売所はメリットは、”すぐに、確実に、簡単に”取引できることです。
少し手数料がかかってしまいますが、そのぶん簡単で初心者でも問題なく取引できます。
販売所で取引するメリットは大きく3つ。
- 取引成立が確実で早い
- 初心者でも簡単に購入できる
- 取引所より通貨の取扱い数が多い
1つずつ解説していきます。
取引成立が確実で早い
販売所での大きなメリットは、“確実に、すぐに”取引が成立することです。
取引所では個人間の希望金額がマッチしないと取引が成立しません。
なので、取引が成立しない可能性もあります。
しかし販売所では、購入ボタンを押した時点で取引が成立するので、すぐに確実に取引が成立します。
初心者でも簡単に購入できる
販売所で仮想通貨を買う場合、「購入」か「売却」と書かれているボタンを押すだけで簡単に取引できてしまいます。
取引所で取引するのと何が違うの?
取引所での取引は、「指値(さしね)注文」か「成行(なりゆき)注文」のどちらかを選択しなければいけません。
それぞれ簡単に説明すると、
- 指値注文…売買したい金額を指定して取引する方法
- 成行注文…金額を指定せず、その時点の最も安い(高い)価格で取引する方法
安く買おうとして低い金額で指値注文しても問題ありませんが、指定金額が安すぎると取引が成立しない可能性も。(取引所のメリットで詳しく解説します)
なんかちょっと難しそう…
最初のうちは難しいことを考えず、ストレスフリーで取引できる販売所を利用してもOKです。
慣れてきたら、より安く買うために取引所で取引してみましょう!
取引所より通貨の取扱い数が多い
販売所と取引所では、取り扱っている通貨の数が異なります。
例えばCoincheck(コインチェック)の取り扱い通貨数は、国内No.1の17種類です。
しかし内訳は、販売所16種類、取引所5種類となっています。
つまり取引所と比べて販売所の方が、取り扱っている通貨の種類が多いということです。
ビットコインやイーサリアムなどの有名な通貨は、ほとんどの取引所で購入できますが、その他アルトコインの取り扱いは業者によって異なります。
業者選びの際は、取引したいと思っている通貨の取り扱いがあるかを確認しておくのも大切です。
取引所のメリット
“すぐに、確実に、簡単に”取引できる販売所に対し、取引所での取引は少しだけ複雑になります。
しかし販売所に比べて安く購入できるという大きな利点があるので、可能であれば初心者の方でも取引所で取引したいところです。
取引所で取引するメリットは以下2つ。
- 手数料が安い
- 成行・指値注文ができる
手数料が安い
買い手と売り手の間に業者が介入する販売所に対し、取引所では個人間が直接取引できるため、手数料が安くなります。
手数料は投資家の大敵…できるだけ安く抑えたい!
成行・指値注文ができる
取引所で仮想通貨を買う場合、株やETF同様、「成行(なりゆき)注文」か「指値(さしね)注文」を選択します。
それぞれ簡単にまとめると、
- 指値注文…売買したい金額を指定して取引する方法
- 成行注文…金額を指定せず、その時点の最も安い(高い)価格で取引する方法
指値注文とは
自分が買いたい(売りたい)金額を指定して、評価額が指定金額まで下がった(上がった)ときに取引が成立します。
例えば、ビットコインの現在の評価額が510万円で、これを500万円で指値買い注文した場合、ビットコインの評価額が500万円まで下がった時点で取引が成立します。
指値注文のメリットは、自分の買いたい(売りたい)金額で取引できるという点です。
成行注文とは
成行注文は金額を指定しない注文方法です。
買いであれば一番安い売り注文、売りであれば一番高い買い注文と約定します。
金額を指定しない代わりに、瞬時に取引が成立するのが成行注文のメリットです。
反対にデメリットは、想定外の価格で取引が成立してしまう可能性があることです。
どういうこと…?
買い注文は1番安い売り注文と約定しますが、自分が注文するよりも前に大量の買い注文があった場合、自分よりも前の注文が優先されます。
そのため、思っていた金額より高値で約定されてしまった…なんてことも十分あるんです。
成行注文のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
結論:販売所よりも取引所の方がお得
この記事の内容をまとめると、
- 取引成立が確実で早い
- 初心者でも簡単に取引できる
- 取引所より通貨の取扱い数が多い
- 手数料が安い
- 指値・成行注文が可能
販売所、取引所、どちらもメリットはあります。
ただし、手数料は少しでも安くするのが資産運用の鉄則です。
そのため仮想通貨の購入は、できるだけ取引所で行いましょう。
仮想通貨の取引におすすめの業者4選
取引所で取引するのが良い!っていうのは分かったけど、どの業者で取引すればいいの?
仮想通貨の取引業者をまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください!
業者選びに迷ったら、以下の4つの業者のいずれかで口座を開設すればOKです。
上記の業者は、取り扱っている通貨も豊富で手数料も小さいため、ユーザーにやさしい取引所となっています。