- 社会人になったばかりで、何にお金を使うべきか分からない
- 将来が不安で節約しすぎてしまい、なかなかお金を使えない
- 浪費癖があり、全然貯金できない
社会人は学生の頃と違い、収入が一気にUPするため、自由に使えるお金も増えますよね。
将来のためにコツコツ貯金する堅実な人もいれば、遊びで散財してしまい生活費を確保するのがギリギリな人など、お金の使い方は人それぞれです。
どちらにせよ、良いお金の使い方をしたいものです。いくらお金を貯めても、使い方が分からず浪費ばかりしていては幸福度は下がってしまいます。
お金を”使う”という行為は、”貯める”より大事なことです。
今回は、人生を豊かにするための良いお金の使い方を考え方とともに解説していきます。悪いお金の使い方の具体例も挙げているので、ぜひ参考にしてみてください^^
- 株式会社アスマークの調査結果
- マイナビニュースのアンケート結果
- 書籍「DIE WITH ZERO」の本文を抽出
結論:将来のリターンを見据えて積極的にお金を使っていこう
お金を使いどころがイマイチ決まっていない人は、
そのお金を使うことで、将来の自分にとってプラスになりそうか
という基準を持っておくことをおすすめします。
プラスになりそうならお金は惜しまず使うべき、というのが僕の考えです。
お金は使ったらすぐに無くなりますが、資格や英語学習といったスキルアップのための出費は、結果的に高収入へと繋がる可能性があります。
スキルアップに限らず、大切な人たちと良好な人間関係を築くための出費も、自身の幸福度UPに繋がるのでOKです。
理由①お金の価値は年齢とともに下がる
お金を惜しまずに使った方がいい理由は、「お金の価値が年齢とともに下がってしまうから」です。
健康であればあるほど(若ければ若いほど)、お金を使うことによって受けられる恩恵は大きくなります。
歳を取るにつれ、足腰も弱り体力もなくなります。故に、行動する気力すら起きないかもしれません。
- 25歳の健康な人が持つ100万円
- 80歳の足腰の弱った老人が持つ100万円
同じ100万円でも、価値が異なるのは何となくイメージできますよね。
若い(健康な)ときに100万円持っていれば、海外旅行に行き、一生の思い出を作ることも可能です。
ですが、歳をとって(健康状態が悪くなって)から100万円を持っていても、使い道はかなり限られます。使わない可能性だってあるわけです。
理由②人は”老後のため”に貯めたお金を、いざ老後になったらほとんど使わない
退職後の20年間(または20年未満に死ぬまでに)どれだけ資産が減少したかを調査したアメリカのデータによると、、
“資産額が多い人々(退職前に50万ドル以上)は、20年後または死亡するまでにその金額の11.8%しか使っておらず、88%以上を残して亡くなっている。つまり、65歳に引退したときに50万ドルだった資産は、86歳の時点でまだ44万ドル以上残っている”
“資産額が少ない人々(退職前に20万ドル未満)は、老後に資産を使う割合が高い(同額の支出でも、資産が多い人に比べて支出の割合が大きくなるためだろう)。だがこのグループでも、退職後の18年間で資産の4分の1しか減っていない”
つまり、老後のために貯めたお金を、ほとんどの人は、その大部分を使うことなく一生を終えてしまうというわけです。
若いうちから老後を見据えて貯金するというのは、とても素晴らしいことですし、大切になります。
ただ、若いうちに貯金することに躍起になり、それにより行動が制限されてしまうのは非常にもったいないです。特に若いうちは、体力や気力、環境的にも選択肢が多い時期なので。
そういうことなら、若いうちにできるだけお金を使った方が絶対にお得です。
といっても、散財しましょう、というわけではありません
どんなお金の使い方が良くて、どんな使い方は良くないのか、その違いを知っておくことが大切です。
良いお金の使い方をしていれば、将来の豊かさは格段に変わるはずです!
貧乏まっしぐらなお金の使い方5選
良くないお金の使い方として、以下が挙げられます。
- パチンコ・スロットなどのギャンブル
- 用もないのにコンビニに寄る
- 女遊びをしまくる
- 仲良くない人に見栄を張って奢る
- 本当に欲しいと思ってないものまで買ってしまう
これらはどれも、一時的な快楽は得られるかもしれませんが、おすすめはしません。
パチンコ・スロットなどのギャンブル
各ギャンブルの還元率は、以下の通りです。
1位:オンラインカジノ(93〜98%)
2位:パチンコ、パチスロ(80〜85%)
3位:競馬(70〜80%)
4位:ボートレース(75%)
4位:競輪(75%)
6位:オートレース(70%)
7位:宝くじ(46%)
上記をみて分かるように、どのギャンブルでも最終的には損する構造になっています。(運営側が得するようになっているんですね…)
もちろん一時的に勝つこともあると思いますが、長期的にみるとマイナスになる可能性も高いです。
金額を決めて、趣味として楽しむのであれば全然いいと思います!
用もないのにコンビニに寄る
マイナビの調査によると、1人あたりがコンビニで使う金額の平均は755円。
コンビニ利用のためだけに利用している人は、全体の28%。
つまり大抵の人は、他の目的があって、そのついでにコンビニを利用する人が多いというわけです。
必要な買い物であればいいのですが、毎日利用するとした場合、
755円 × 30日(1ヶ月) × 12ヶ月 = 271800円/年
利用しない日あることを考慮しても、かなりの出費ですね。。
コンビニに行くことがルーティンになっている人は、その買い物が本当に必要なのか、一度考え直してみましょう!
女遊びをしまくる
女遊びはお金がかかるもの。一夜に平気で2万くらい飛びます。
- 夜のお店に行きまくる
- 合コンをしまくる
- ナンパしまくる
男はどうしてもモテたい生き物なので、カッコよく見られたくて財布の紐が緩くなってしまうもの。
遊び盛りだといって、女遊びばかりしてしまうのも要注意です。
仲良くない人に見栄を張って奢る
誰かのためにお金を使うことで、自分の幸福度も上がるので、奢る行為そのものは否定しません。
ただ、奢る相手は選びましょう。見栄を張って奢ってもお金のムダです。
- 親
- 彼女
- 死ぬまで仲良くしたいと思える友達
- 信頼できる後輩
など、感謝を伝えたい人には積極的に奢りましょう。
本当に必要と思ってないモノにお金を払う
- 衝動買いしたけどあまり使ってないモノ
- 今は使ってないサブスクサービス
など、必要と感じないものにお金を払うのは非常にもったいないです。
ネットショッピングが普及している今、衝動買い
お金持ちに近づくお金の使い方6選
- 自己投資
- 旅行にたくさん行く
- 少額からの投資
- 大切な人へのプレゼント
- 時短アイテムを買う
- 副業への事業投資
自己投資
お金持ちになりたいのであれば、自己投資は必須です。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- 読書
- 副業を始める
- 資格を取得
- ジムで筋トレ
- TOEICの勉強
- セミナーにいく
自己投資をしている人は、全体の23.2%です。4〜5人に1人の割合。
自己投資にお金をかける人が少ないからこそ、一歩踏み出すだけで、簡単に周りとの差が開きます。
旅行にたくさん行く
旅行の思い出は一生モノ。1人でも行くべきです。
- リフレッシュできる
- 一生の思い出ができる
- 人に話せる話題が増える
- 新たな価値観を得られるかも
旅行は、定年後でもできるかもしれません。
ただ、”若いうちに”色々な経験を積むということに価値があるんだと思います。
価値観の変化が、人生を好転させることになるかもしれませんからね。
少額からの投資
投資を始めるタイミングは、早ければ早いほど良いです。
以下は、月に3万円を年利5%で20年運用したときのグラフです。
運用を始めて10年経つあたりから、資産が急激に伸びていることが分かりますね。
つまり、運用期間が長ければ長いほど、資産形成のスピードも早くなるということです。(複利の力は偉大です)
これからは資産運用が必須の時代。少額からでも、早いうちから投資に触れておくことがお金持ちへの近道です。
何から始めればいいの?という方は、以下の記事を参考にしてみてください。
大切な人へのプレゼント
「人は自分自身にお金を使うより、他人にお金を使ったほうが幸福度が高まる」という研究データがあります。(参考文献)
与える喜びは、貰う喜びよりも長持ちするんです。
大切な人、大好きな人へのプレゼントは、人生の幸福度を高めます。
日頃からお世話になっている人には、感謝の気持ちとしてプレゼントを贈りましょう。
時短アイテムを買う
「時は金なり」という言葉があるほど、時間は貴重なものです。
そのため、家事の時間を減らせる時短アイテムを持っておくと、有意義に使える時間を増やすことができます。
- ルンバ
- 乾燥機
- 食洗機
有効活用できる時間が増えると考えれば、高くてもお金をかける価値はあります。
副業への事業投資
- 副業のためのPC購入代金
- ブログのレンタルサーバー代
- 動画編集用のソフト代
などなど、副業を始めるにもコストがかかります。
やり方次第では無料でもできますが、個人的には、クオリティやモチベーション維持のために、多少のお金をかけることをおすすめします。
副業で得られるスキルは一生モノなので、勉強代と考えてガンガン投資していきましょう。