ChatGPTの始め方を1から分かりやすく解説してほしい!
こんなお悩みにお答えします。
この記事の手順通りに進めるだけで、5分もあればChatGPTを使えるようになります。試しにChatGPTを体験してみたい!という方も、ぜひ参考にしてください。
本記事の内容
- ChatGPTの始め方手順を画像付きで1から解説【画像付き】
- ChatGPTの使い方|できることできないこと
- ChatGPTを使う際の注意点
2022年11月、OpenAIによってリリースされたAIチャットサービス、ChatGPT。
無料で利用できる革新的なサービスが話題となり、リリース後2ヶ月でユーザー数1億人を突破するなど、今かなり注目されています。
話題に便乗して筆者も使ってみましたが、便利すぎて感動しました(笑)
この記事では、ChatGPTの始め方を画像付きで解説します!
始め方・使い方はもちろん、ChatGPTでできることやできないこと、ChatGPTを使う際の注意点もまとめているので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
では、早速いきましょう^^
ChatGPTの始め方を画像付きでイチから解説
ChatGPTは、以下の2ステップですぐに利用できます。
- OpenAIのアカウント作成
- ChatGPTにログイン
アカウントの作成〜ChatGPTを利用できる状態にするまでの過程を、画像付きで漏れなく解説します。
5分もあればChatGPTを使えるようになりますよ〜!
①OpenAIのアカウントを作成
まずは検索エンジンで「ChatGPT」と検索し、OpenAIの公式サイトに飛びます。(こちらからでも飛べます)
赤枠の「Menu」をタップ。
「Sign up」をタップし、アカウント作成画面に進みます。
アカウント作成の画面です。
アカウント作成には①メールアドレスと②パスワードを設定する必要があります。
赤枠内にメールアドレスを入力したら、Continueをタップして次に進みます。
後で確認メールが届くので、使えるアドレスを入力してください!
パスワードを設定したら「Continue」を選択して次に進みます。
以下の画面となり、設定したアドレスに確認メールが送信されます。
メールを開いたら赤枠の「Verify email address」をタップ。
認証が完了するので、赤枠をタップして、もう一度ChatGPTのログインページに飛びます。
先ほど設定したアドレスを入力します。
先ほど設定したパスワードを入力して「Continue」をタップ。
名前入力の項目が出てくるので、欄に従い入力します。(本名じゃなくても登録はできます。Organaization nameは入力しなくてもOKです)
電話番号を入力し、Send codeをタップ。すると、確認コードが届きます。
届いた確認コードを入力します。
使用用途を聞かれるので、とりあえず赤枠の「I’m exploring personal use」を選択しておきましょう。(他の選択肢を選ぶと追加の質問をされて面倒なので、赤枠がおすすめです)
この画面になったらアカウントの作成は完了です。お疲れさまでした^^
②ChatGPTにログイン
アカウントが作成したら、再び(OpenAIの)ChatGPTのページに飛びます。
赤枠の「Try ChatGPT」をタップします。
赤枠をタップします。
設定したメールアドレスとパスワードを入力して、ログインします。
赤枠をタップして、
もう一度赤枠をタップし、、
最後にもう一度赤枠をタップします。
お疲れさまでした!これで全てのステップが完了しました^^
あとは、聞きたいことを赤枠に入力するだけでChatGPTを利用できます!
ChatGPTを実際に使ってみよう!
準備が完了したら、さっそく使っていきましょう。
聞きたいことを赤枠に入力して、右側の紙飛行機ボタンをクリックします。(もしくはEnter)
試しに、「ChatGPTって何?」と聞いてみます。
「小学生にも分かるように説明して」などの要望にも、すぐに対応してくれます。
読書感想文なんかも書いてくれたり↓
提示したタイトルに沿った記事も書くことができます。
ChatGPTにできること/できないこと
では、ChatGPTにできること/できないことをもう少し具体的に見ていきましょう。
ChatGPTにできること
「ChatGPTでできることをまとめて」と直接聞いてみると、以下の回答が返ってきました↓
ChatGPTは、自然言語処理技術を利用した大規模な言語モデルで、以下のようなことができます。
- 質問に答える
- チャット形式での会話
- 文章生成
- 質問解析による回答の提供
- 定型的なタスクの自動処理
- 複数言語に対応した翻訳機能
また、プライバシー保護にも配慮されています。ChatGPTは、訓練に使用された大量のデータに基づいて学習しており、さまざまな分野において幅広い知識を持っています。
質問の仕方によって多少なりとも回答が変わってきますが、ネットの情報も参考にすると、ChatGPTにできることをまとめると、
- 質問応答
- チャット形式での会話
- 情報検索
- 翻訳
- 文章作成
- 文章の要約
- 文章の添削・校正・変換
- プログラミング
- 歌詞作成
といったところです。
ChatGPTにできないこと
「ChatGPTでできないことを教えて」と直接聞いてみると、以下の回答が↓
ChatGPTは、テキストに関する様々なタスクを実行することができますが、以下のようなことはできません。
1.グラフィックデザインや画像編集:ChatGPTはテキストを処理することに特化しており、グラフィックデザインや画像編集には適していません。
2.物理的な操作や実験:ChatGPTは仮想的な存在であり、物理的な操作や実験を実行することはできません。
3.個人情報の管理:ChatGPTは、テキストを処理するために訓練されていますが、個人情報の管理や保護に関する機能を持っていません。
4.評価や判断の代替:ChatGPTは、情報の提供や推論を支援するツールとして使用されることがありますが、人間の判断や評価の代替にはなりません。
5.ヒューマンスキルの代替:ChatGPTは、情報や意見を提供することができますが、人間とのコミュニケーションや関係構築など、ヒューマンスキルの代替にはなりません。
ChatGPTはテキストに精通したAIなので、画像編集や動画編集などのグラフィック作業はできないみたいです。
リアルタイムな質問には回答できない
ChatGPTは、リアルタイムな情報への回答はできません。
例えば、今日のニュース、明日の天気などです。
試しに、明日の東京の天気を聞いてみると、以下の回答が返ってきます。
申し訳ありませんが、私はリアルタイムで天気予報を取得することはできません。しかしながら、明日の東京の天気予報については、気象庁のウェブサイトなどで確認することができます。明日の東京の天気が良いことを願っています!
現在の状況やリアルタイムな情報を直接取得することはできないみたいです。
ChatGPTを使う際の注意点2つ
以下2点は、ChatGPTを使う際の注意点としてぜひ抑えておいてください。
2021年9月以前の情報に基づいて回答される
ChatGPTは2021年9月以前のデータを基に、質問に対する回答を生成しています。
つまり、2021年9月以降の情報はありません。
試しに、2020年と2022年の各年で、日本シリーズで勝利した球団を聞いてみると、
筆者「2020年に日本シリーズを制した球団は?」
ChatGPT「2020年に日本シリーズを制したのは、福岡ソフトバンクホークスです。」
筆者「2022年は?」
ChatGPT「2022年の日本シリーズは、まだ開催されていません。今後のプロ野球シーズンの結果によって出場するチームが決定されます。」
といった答えが返ってきます。
回答された内容は、”全て最新というわけではない”ことにご留意ください。
全ての情報が正しいとは限らない
ChatGPTは過去のデータを基に学習し、回答を生成するAIです。
そのため、学習の基となっている情報に偏りがあったり、学習期間が短い今の段階では、事実とは異なる回答が返ってくることがあります。
例えば、「1987年夏の甲子園の優勝校はどこですか?」という質問をしてみると(正解はPL学園)
1987年夏の甲子園優勝校は、作新学院高等学校(栃木県)です。
と、間違った回答が返ってきます。
まだリリースされたばかりで学習期間も短いのでしょうがないこと。
1〜2年もしたら回答精度も高まってくるはずなので、温かい目で見守りましょう。
いくら凄いAIといっても、所詮はネットの情報に過ぎません。
100%正解だと思わないようにしましょう。
ChatGPTを使って感じたメリット
僕自身、ChatGPTを使い始めて間もないですが、使って感じたメリットがあります。
それは、リサーチ時間が劇的に短縮されること。
今まで調べ物をする際は、
- 検索エンジンにキーワードを入力
- 上位に表示されたページをいくつか読む
- 複数の記事で共通する内容を抽出してまとめる
1記事だけを信用するなら話は別ですが、ネットの情報は全て正しいわけでは無いので、複数の記事から要点を抽出する必要があります。
しかし、ChatGPTでは”複数記事を抽出してまとめる”という面倒なステップをAIが代替してくれています。
AIの言葉にも間違いがあることは前述した通りです。
が、「〇〇とは?」のような要約・中立的な疑問に関しては、ChatGPTで質問すれば精度の高い答えが一発で返ってくるので、かなりの時短になります。
ChatGPTに関するQ&A
ChatGPTの利用料金は?
2023年3月現在は、無料でも利用可能です。
「いずれ有料となってもおかしくない」とも言われているので、今のうちに使い倒しておくことをおすすめします!
無料版と有料版(ChatGPT Plas)の違いは?
無料で利用できるChatGPTですが、有料版(ChatGPT Plas)もあります。
お値段は月額20ドル。
無料版と有料版には、以下において違いがあるみたいです。
- 応答の制限
- リクエスト制限
- 文字数制限
- クエリ数
- 多言語サポート
- APIアクセス
- サポート
- カスタマイズ
より快適さを求めるのであれば、ChatGPT Plasへのアップグレードを検討してみてもいいかもしれません。
ChatGPTのアプリはないの?
ChatGPT のアプリは存在せず、利用は”ブラウザのみ”となっています。
App Storeで「ChatGPT」と検索するといくつかそれらしいアプリが出てきますが、2023年3月現在、公式にリリースされたアプリはありません。